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編集の前にトップページか参戦作品でガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。 放映日時TV放送:1980年3月19日~1981年2月25日 ストーリー 特徴 キャラクターデザイン原案として「エリア88」や「ファントム無頼」などを手掛けた漫画家の新谷かおる氏が参加している。 登場人物 パイロット 壇闘志也 原作で声優を担当していた富山敬氏が1995年に死去したため、「Z」から新たに関智一氏が声優を担当している。 エースボーナスでAPのダイモスを彷彿とさせる切り払いを見せる。そして、援護防御でも発動する。 ジュリィ野口 クールなエンジニア。 吉良謙作 キラケン。可愛さに定評がある。みんなのアイドル可愛いキラケン。 合流時に真っ先にキラの所に挨拶に行こうとする辺り、キラキラコンビは継続しているようだ。 とってもポジティブ。そこが可愛い。 非パイロットキャラクター 機体 ゴッドシグマ ジュリィの海鳴王、キラケンの陸震王、闘志也の空雷王が無人戦闘機であるビッグウイングと合体したスーパーロボット。ザンボットのような分離攻撃は追加されなかったものの、所々新規アニメーションはある。 デザインを担当したのは村上克司。「再世編」の参戦作品では鉄人28号、ダンクーガノヴァも手掛けている。 闘志也のABで無双剣が正に無双の大活躍を見せる。 補足 過去参戦作品 スーパーロボット大戦Z 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
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ダウンロードコンテンツ ツメスパロボ19 「解法」にはクリアする手順をそのまま記載しています。本ゲームの楽しみを損なわないためにもなるべくヒントから見るのがおすすめ。なお、回答はあくまで一例です。 勝利条件 味方ユニットの目標地点到達 敗北条件 味方ユニットの撃墜 敵フェイズを迎える クリア報酬 気力覚醒 資金10000 ヒント ヒント1 ミシェルの下のバジュラを倒すパターンと倒さないパターンがある ヒント2 どちらの場合も最後はミシェルのヒット&アウェイ ヒント3 直撃を使えば援護防御されない 解法1 +... 1.アルトで直感、突撃をかけて、ルカの隣まで移動してミシェルの下にいるPUのハウンドバジュラを反応弾(ルカの援護攻撃つき)で撃墜 2.ルカの反応弾でミシェルの下にいるバジュラ(大)を撃墜 3.オズマで直撃をかけて変形し、上6へ移動して、バジュラ(大)を一斉射撃で撃墜 4.気力が120まで上がったミシェルで、残ったバジュラ(大)を反応弾で撃墜し、ヒット&アウェイで目標地点へ移動してクリア 解法2 +... 1.オズマに直撃をかけて上へ移動し、並んでいるバジュラ(大)の下のやつをガンポッドで攻撃 2.アルトに突撃をかけて移動し、並んでいるバジュラ(大)の上のやつを反応弾で撃墜 3.ルカが上へ移動して、上に残ったバジュラ(大)をガンポッドで攻撃 4.ミシェルで上に残ったバジュラ(大)をマイクロミサイルで撃墜し、ヒット&アウェイで目標地点へ移動してクリア 前 ツメスパロボ18 次 ツメスパロボ20
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01→ ※ ライゼルに纏わる伝説。 僅か2年でそれまで数十年に及ぶ蛮族との戦いに勝利し北の地に追いやったライゼルは、次に当時のブリタニアと対立関係にあった周辺諸国へと進軍を開始した。 何故そんな国々があったかと言うと、時のローマ皇帝アウグストゥスが後にブリタニアの始祖となるアルウィンⅠ世に領土として認めたその島は、当初、様々な民族が住まう島であり、領地と言うよりは やっかみ払いの為に与えた封土のような位置付けだった。 そして、ライゼルが即位した当時ローマは既に力無く、島は多様な民族が各々建国し覇を競い合う時代だった。 当初、何年も掛かると思われた進軍であったが、驚くべき事にライゼルは半年もしないうちに島の大部分を平定し時の皇帝に領地として献上したという。 当時としてもそれは異常な速度だったとある。どのような策を駆使したのか。年代記の中にはこう示されていた。 ライゼルは先の蛮族との戦勝祝いにおいて、当時対立関係にあった諸国の王達を招いた。 その席でライゼルの高説に心打たれた諸国の王達は、次々と頭を垂れると忠誠を誓った、と。 何カ国かは出席を拒んだが、彼等が宴での出来事を知った時には既に島のパワーバランスは崩壊していた。 圧倒的な軍事力を支配下に置いたライゼルは、時の皇帝に対して島の平定に乗り出すべきと上奏したという。 やがて、あらかた島を平定し終えたライゼルは、次にその牙を大陸に向けた。 これについては、何故かと言う事までは伝わってはいない。 ある歴史学者が言うには、本国への更なる忠誠の証だったとか、当時の皇帝が味を占めて大陸を強く望んだからだとか憶測は様々だった。 一方で、ある軍事評論家はこう語る。 当時のブリタニアは島国であったとは言え、大陸との間にあるのは海と呼ぶには余りに狭い海峡であり、当時の帆船技術を用いても攻め入る事は十分に出来た。 引くも攻めるも容易であった事から、防衛面では島国特有のアドバンテージは無いに等しい。 更には、僅か半年足らずで島の大部分を手中に収めた当時のブリタニアの姿は、大陸の者達には異常な存在に映った事だろう。 当時、大陸側でも同じように国家が乱立し小競り合いをしていたが、そんな最中に海峡を挟んで直ぐの位置に突如として強大な軍事力を誇る国が現れたとしたらどうだろうか? 畏怖の念を抱くには十分。何よりも、恐怖とは伝染するものだ。 恐れを懐いた国々が対抗する為に仮に共同戦線を張った場合、先手必勝とばかりに攻め入って来る事は十分想像出来る。いや、指導者であれば想定しておかなければならない。 当然、この王がその可能性を考えていなかったとは思えない。 だからこそ、そう簡単に攻め入られないよう大陸沿岸を支配下に置く為に先手を打とうとしたのでは無いか、と。 ――その評論家の仮定は限りなく事実に近かった。当時のライは、既に自身の領土内で不穏な動きをする者は粛清し終わっていたが、それでも母親と妹を護るという強い決意を背負った彼の不安は消えなかったのだ―― 結果、時の皇帝に文を送りながら水面下で沿岸部を統治していた貴族。 彼等を表向きは貿易と称して幾度か自領に招いていたライゼルは、皇帝の許可を得ると直ぐさま海峡を越えた。 その侵攻の矢面に立ったのが、当時、海峡を挟んで島の南側に位置していた国、後のフランスだった。 当初、ライゼルと共に海峡を渡った兵士達や本国で知らせを待つ皇帝でさえも、それなりの抵抗を受けるだろうと予想していた。 が、実際は何の抵抗も起きなかった事に驚いたばかりか、その場に居合わせた兵士達は目に映る光景に唖然とした。 沿岸を警備する敵国の貴族は、予め話が付いていたかの如く一切の抵抗を見せなかったからだ。 こうして、苦せずして大陸沿岸部を支配下に置いたライゼルは、次に内地への進軍を決めた。 最も、そこからは流石に相手も抵抗したが長くは続かなかった。何故か? 進軍を進めるライゼルに対して幾度と無く戦端を開いた貴族連合。 が、戦場でライゼルの声を聞いた兵士達は皆が皆、掌を返したかのように忠誠を誓ったのだ。 軍を送ればすべからく相手の力となり自らに跳ね返って来るのだ。 得体の知れない異様な力、悪魔が乗り移ったかのような力を見せつけたライゼルに、貴族達が恐怖した事も一因だった。結果、指揮系統は乱れに乱れた。 そうなってしまえば最早勝敗は決したも同然。 ライゼルに蹂躙され尽くした敵国は縋る思いで近隣諸国に援軍を求めたが、それも大した成果を上げられる事無く僅か二ヶ月足らずで陥落した。 その後は凄惨の一言に尽きる。 ライゼルは敵国に与したという理由で、近隣諸国にまで戦火を拡大した。 が、それは長くは続かなかった。 ある時、ライゼルの余りの苛烈さを咎めるべく時の皇帝が彼を呼び戻した。 呼び戻されたライゼルは本国に向かう前に一時自分の領地に帰還したのだが、その時、突然蛮族の再侵攻が始まったのだ。 これ程までに軍略に長けた王が何故蛮族を討ち滅ぼさなかったのか。これは歴史家達の間でも度々議論になっている事だった。 情けを掛けたと言う者もいれば、当時の皇帝に窘められたのだと言う者も居る。が、明確な答えは年代記の何処にも記述は無い。 だが、その後は明確に記されていた。 攻め入って来た蛮族に対して、兵士のみならず領民までも戦いに駆り出して迎え撃ったライゼルは、全てを焼き尽くすと自らも炎の中に消えた、と……。 その後、ライゼルという絶対の剣を失ったブリタニアの国力は次第に衰えていったともある。 また、それに比例するかのように大陸の植民地も息を吹き返し、遂にブリタニアは大陸からの撤退を余儀なくされた。 だが、それだけでは済まなかった。 当時から続く本国での皇位継承争いに乗じて各地で再び民族が蜂起した結果、島は再び数多の国々が覇を競い合う時代に逆戻りしてしまった。 この後、その戦いにも敗れ、ブリタニアという国は一度歴史から消える事になるのだが、年代記は語る。 ライゼルの残した爪痕は深かった、と。 後にブリタニアに代わって島を平定した国が国号をイングランドと変えた後でも、ライゼルの行った行為は後に大陸との間に100年戦争や薔薇戦争といった戦火をまみえる火種として燻り続ける事になるのだから。 しかし、それはまた別の話。 年代記は更に語る。 唯一残った嘗ての国の名を冠した小さな領地を護り続けた先祖達は、皇歴1807年。 エディンバラにおいて当時のブリタニア領主、リカルドがエリザベスⅢ世の窮地を救う事で再び歴史の表舞台に舞い戻った、と。 ※ ノネットはそこまで一気に語ると少々疲れたのか一呼吸置いた後、言った。 「当時の…侵略された側にとっては忌むべき名だ。行ってみて思ったが、EUでは未だにそれが根強い。フランス辺りじゃ、北の海から来た悪魔とまで言うそうだぞ?」 長々としたノネットの語りを無言で聞いていたドロテアは、ようやっと何かを思い出したのか納得した様子で言う。 「確かにエリア1では面だっては無かったが、裏では賛否両論といった所だったな」 エリア1。旧国名をイギリスと言う。 嘗てEUの盟主を自負していたその国も世界進出の際には意の一番に攻め落とされ、今ではブリタニアの植民エリアとなっていた。 「あそこには元々あの王が統治した領地があったんだ。それと、当時真っ先に侵略された国もな。そうなるだろうさ」 ノネットが即答してみせると、ドロテアは顎に手を当ててポツリと呟いた。 「英雄にして狂気の王、か……」 「明けの明星にして狂える暴狂星とも言うな。だが、さっき言った話はお伽噺みたいなもんだ。年代記自体には他にも色々と齟齬する箇所があるからな。何よりも、声だけで他人を従わせられる力なんて有る訳ない。まぁ、王が実在したって事だけは事実みたいだが……」 「王の力については同意するが、それは皇族の神秘性を表したかったのかもしれないだろう?」 「それにしては、歴代の皇帝に関してそういった記述が一切無いのは何故だ?まるで、かの王だけが別格のような扱いだ」 これにはドロテアも反論出来なかった。 その言葉を最後に、二人が互いに思慮するかのような表情を浮かべていると、不意にモニカがこれ以上聞いていられないといった様子で口を開いた。 「ねぇ二人とも……さっきから不敬とも取れる発言を連発してるって分かってるの?同じラウンズとしても見過ごせないんだけど?」 「冗談に決まってるじゃないか。なぁ?ドロテア?」 「えぇっ!?冗談だったのか!?」 ジト目で追求するモニカに対して、ノネットはしれっと言い放つ。だが、ドロテアが彼女のような態度を取れる筈もない。 相変わらずの反応に苦笑するノネットに対して、ドロテアが額に汗を浮かべていると……。 「残念ね、報告する事が増えちゃったわ。あぁ、可哀想なドロテア。でも、私は帝国の為にも敢えて心を鬼にするわ」 モニカは天を仰ぐと仰々しいまで台詞を浴びせたが、その口元には微笑が浮かんでいた。 ノネットは直ぐに悪ノリしていると気付いたのだが、真に受けてしまったドロテアは真っ青な表情を浮かべていた。 すると、これ以上は流石に可哀想だと思ったのかノネットが割って入った。 「まぁ、待て待て。なぁ、モニカ。最近帝都に出来た人気の店。知ってるか?」 「……奢りかしら?」 その会話を聞いたドロテアは買収する気か?とも思ったが、ノネットが救いの手を差し伸べてくれた事に内心で感謝した。 が、残念ながらノネットにその気は更々無かった。 「勿論!ドロテアの奢りで」 「んなっ!?ま、待て、ノネット!私だけ――」 「無理ならモニカはお前を告発するぞ?」 そう言ってノネットが再びモニカに視線を移すと、モニカもモニカで再び天を仰ぐ仕草を見せる。 すると、ドロテアは半泣きに近い表情で縋るかのように指摘した。 「うっ!……モニカ!大体お前も名家の出じゃないか!奢って貰う必要なんて無いだろう?」 「あら、知らないの?経験上、人に奢ってもらうのって美味しさ3割増しなのよねぇ」 開いた口が塞がらないとは正にこの事なのだろう。 モニカの経験談を聞いたドロテアが呆然としていると、ノネットが更に詰め寄った。 「で、どうするのかな?ド・ロ・テ・ア?」 ハッと我に返ったドロテアは困ったような、それでいて何処か気恥ずかしそうに顔を赤らめた。 「いや……今月はちょっと色々と出費が嵩んで……厳しいというか何と言うか……」 「だから?」 「割り勘に……して……」 諸手を挙げて降伏したドロテア。すると、そんな彼女背中を楽しそうに叩きながらノネットは告げた。 「まぁまぁ。安心しろ。元からお前一人に奢らす気は無いさ。アーニャなら甘やかすのは駄目とでも言うだろうがな」 すると、ドロテアは若干咳き込んだ後、今この場には居ない同僚に思いを馳せる。 「あいつは、こういう事には容赦無いからな……そういえば、今はエリア11か」 「今一番厄介なエリアだな」 そう言ってノネットは急に真顔になると、モニカも後に続いた。 「そうね、もしエリア11が墜ちるような事にでもなれば今後の展開如何では――」 「全エリアで蜂起が起きる可能性も有る、か……」 再び呟くノネット。すると、彼女の憂いを帯びた瞳が気になったドロテアが問う。 「その為に陛下もラウンズを三人も遣わしたのだろう?」 「それは分かるんだけどなぁ……あの3人だぞ?」 「ノネットが行くよりは遙かに真っ当な人選だ」 思わぬドロテアの反撃に、一転して瞳を丸くしたノネットがモニカを見やると――。 「異議無し」 「ハハハッ!酷い言われようだ」 モニカにあっさりと肯定されたノネットだったが、彼女は実に楽しそうに笑った。 その後、彼女達は雑談をしながら廊下の奥に消えていった。 ―――――――――――――――――――――― 皇宮の外に待たせてあった車に乗り込んだライは、カリグラと共に一路離宮を目指していた。 ライは窓の外で煌びやかに光る帝都の町並みを全くの無感動といった表情で眺めていた。 彼等の後を一定の距離を空けて一台の車が追う。 すると、直ぐさま尾行されている事に気付いたライだったが珍しく何もしなかった。 「シュナイゼルも余程人員不足と見える。優秀であれば貰ってやってもいいが……不要だな」 追跡者の力量を推し計ったライは冷笑を浮かべた。 一方、期せずして難を逃れた追跡者達。その車内では助手席に座っていた男が指揮所と連絡を取っていた。 「対象は想定ルートを通って北上中。目的地はやはり離宮かと」 『例の皇子も一緒か?』 「はい」 『分かった。尾行を継続せよ』 「Yes, My Lord」 追跡者達は気取られている事も知らずに、一定の距離を取りながら追跡し続けた。 やがて、ライとカリグラ。二人を乗せた車がある通りに差し掛かると彼等は追跡を止めた。 『対象はセントダーウィン通りに入りました。これ以上の追跡は不可能』 セントダーウィン通り。そこはつい100年程前までは皇族専用の私道だった。今でも許可を得た車両しか走る事は許されていない。 知らせを聞いた揮官は苛立ちを隠す事無く告げた。 「これまでと全く同じか……分かった。お前達はその場で待機しろ」 『Yes, My Lord』 肯定の言葉を聞いた指揮官は、背もたれに身を委ねると腕を組み瞳を閉じて報告を待った。 一方、離宮に到着したライはカリグラを従えたまま脇目も振らずに自室に向かった。 途中、宮仕えしている従者達とすれ違ったが、彼等はライ達の姿を見ても無言で道を譲ると恭しく頭を垂れるのみ。 やがて、自室に辿り着いたライは扉を開けると部屋の中へ歩みを進めた。 部屋は皇族が住まう離宮にしては少々殺風景と言えた。入って右手には巨大な黒塗りの机と座り心地の良さそうな黒皮の椅子。 その正面の壁には巨大なモニターが埋め込まれていた。 ライは扉をロックすると、ここまで全くの無言で付き従っていたカリグラに向き直る。 「お前は着替えて本来の仕事に戻れ」 「Yes, Your Highness」 ライの命に短く答えると仮面を外すカリグラ。その下から現れたのはライに近い歳をして背格好も同じ程の青年。 この離宮に従者見習いとして使えていた彼は、人形のような表情そのままに着替え始める。 やがて、普段の服装に戻った青年はライに一礼した後、部屋を後にした。 「全く、面倒な事だな」 青年が去った後、ライは溜息を一つ吐くと同じように着替え始めた。 最後に仮面を被り終えると、机に埋め込んであるコンソールパネルに視線を落とす。 そこでは、紅く光るボタンが規則的なリズムを刻んでいた。 気付いたライは、椅子に腰掛けると頬杖をつく。 続いて、もう片方の手でパネルを操作するとモニターは低い起動音を室内に響かせるながら光を宿らせる。 対照的に、部屋の照明はその光度をゆっくりと落としていった。 ―――――――――――――――――――――― 時は少しだけ前に戻る。 ライが離宮の門を潜った丁度その頃。 「ナイトオブスリーも無茶をなさる……」 学園内の機情の地下施設では一人ボヤきながら、コンソールパネルを操作するヴィレッタの姿があった。 彼女は、学園で何かあった場合は直ぐに一報を入れるようにとの上司の命令通りに行動していた。 今、彼女が報告している事項は、先程の消火装置の誤作動の件だった。 ボヤくぐらいならば他の者に任せれば良いのだろうが、これは彼女のみに許された…もとい、彼女に課せられた義務のようなもの。 やがて、入力し終わったヴィレッタは椅子に座り上司からのコールを待っていると、突然横に人の気配を感じた。 驚いて立ち上がったヴィレッタが視線を向けると、そこには一人の少年、ロロの姿があった。 扉を開いた音も聞こえなかった事から、彼女は咄嗟にロロはギアスを使ったのだろうと理解したが、何故使う必要があったのかまでは理解出来なかった。 「ど、どうした?」 不思議に思ったヴィレッタが問うが、ロロは何も答えない。 代わりに、彼の手に持った銃が全てを告げていた。 自身に照準を合わせているその銃口を見た時、ヴィレッタは全てを理解した。 「まさか……お前……」 だが、ロロは相変わらず何も答えない。薄暗い光を秘めた瞳で見つめるのみ。 「ロロが……裏切った……」 信じられないといった様子で呟くヴィレッタに対して、ロロが冷え切った表情を崩す事は無かった。 だが、続け様に呟いたヴィレッタの言葉には少々眉を曇らせる。 「予測が現実になるとは……」 「何ですって?」 ロロの口から疑問が零れた時、不意に扉が開き片手に手提げ袋を持ったルルーシュが入って来た。 入って来るや否や、ルルーシュは雄弁に語る。 「ヴィレッタ・ヌウ。ゼロの正体を突き止めた功績を認められ、男爵位を得た女。だが、裏では黒の騎士団と通じていた」 「そのような背信を――」 「扇要」 咄嗟に否定しようと口を開くが、ルルーシュが告げたその名前にヴィレッタの表情が強ばる。 「彼との関係を知られれば、折角得た爵位を失う事になる。新しいあなたに生まれ変わりませんか?これシャーリーから預かってたんですが丁度良かった」 そう言うとルルーシュは手提げ袋を机の上に置いた。 が、ヴィレッタは尚も抵抗して見せる。 「私はあんな男の事など知らんっ!!」 「あんな男?」 白々しい様子でルルーシュが反芻する。その時になってヴィレッタは「しまった」といった表情を浮かべるが、もう後の祭り。口元に三日月を浮かべたルルーシュが問う。 「どうやら詳しくご存知のようですね。どんな男なのか教えて貰えますか?」 ヴィレッタは苦虫を噛み潰したかのような表情を浮かべると、最後の抵抗か。黙りを決め込んだ。 だが、彼女が陥落寸前である事は目に見えていたルルーシュは、C.C.のアドバイスだという事に若干納得出来ない点はあったものの、笑みを浮かべた。 そんな時。それまで黙っていたロロが口を開く。 「ヴィレッタ。さっきの言葉はどういう意味です?」 薄々は感じ取ってはいたものの、ロロは尋ねずにはいられなかったのだ。そして、その勘は正解だった。 「あの方は、お前が裏切っている可能性も考慮しておられた」 「まさか……」 感じ取ってはいたものの、ロロの心に動揺が走る。 ロロは機情の情報は自分に名を与えてくれた王にも知らされている事は理解していた。バベルタワーの一件で、その日のうちに叱責されたのだから。 当然、今回の考えも王に伝えられている可能性は十分にある、と思った。よもや機情の長が当の本人だという事は夢にも思ってはいなかったが……。 ロロの額にうっすらと汗が滲むが、それを拭う事も忘れてただ呆然と立ち尽くすロロ。 一方で、一人置いてけぼりを食らっていたルルーシュが不愉快そうに問う。 「一体何の話だ?」 そんな彼の問い答えたのはヴィレッタだった。 「先程の学園での騒ぎは既に報告済みだ。直に連絡が――」 言うや否や、突如として部屋に短い着信音が鳴り響くと、ヴィレッタは瞳に絶望の色を浮かべながら呟いた。 「もう……終わりだよ……お前達も私も……」 ヴィレタがスイッチに手を伸ばした時、不意に銃声が響いた。 その事に、ルルーシュもヴィレッタも思わず動きを止めると音がした方向に視線を移す。 そんな二人が見たのは、銃口を天井に向けたロロの姿だった。驚いたルルーシュが問う。 「ロロッ!?お前いきなり――」 「兄さんは隠れてて!!」 「何を言って――」 「大丈夫だよ。上手くやるから!」 ルルーシュを説得するロロを尻目に、ヴィレッタは再びスイッチを押そうと手を動かすが、それを見咎めたロロは咄嗟にギアスを発動させた。 訪れる王の時間。 ロロは動きの止まったヴィレッタに歩み寄るとその背中に銃口を押し付けた。時は再び動き出す。 「ヴィレッタ……少しでも妙な真似をすれば……」 恫喝されたヴィレッタは背中に感じる冷たい感触も相まって、スイッチを押す一歩手前といった所で動きを止めた。 「騙し通せる事が…………出来ると思っているのか?」 「やらなければ、死ぬだけです。あなたは死にたいんですか?」 「………」 「助かりたかったら、僕の言う通りにシラを切るしか方法は無いんですよ」 ヴィレッタは躊躇したが依然として背中に感じる冷たい感触に押し黙らされてしまう。 対して、深く深呼吸して意を決したロロ。 彼は不承不承といった様子でいながらも、ルルーシュが願い通りにカメラの死角に身を潜めたのを確認すると……冥界へと続くスイッチを押した。 「ドウシタ?」 モニターには、スザクの時と同じように頬杖を付くと心底苛ついた様子でいる銀色の仮面が現れた。 その姿を部屋の隅より見たルルーシュは、驚愕に瞳を見開いた。 その瞳に映るのは、ゼロである時の自分に瓜二つの存在。同時に思い出す。 ――こいつかっ!! この男こそ以前ロロが言った男、カリグラ。機情のトップに君臨する男なのだという事を。 だが、不意に部屋の温度下がったような錯覚に陥ったルルーシュは僅かに身震いした。 それはヴィレッタ達も感じていた。だが、二人の場合はそれがカリグラからもたらされているものだという事を良く知っていた。 「さ、先程報告致しました通り、学園で騒ぎがありました」 「内容ハ?」 相変わらずな態度でカリグラが問う。 すると、モニターから漂って来る覇気に気圧されたヴィレッタ。その口から真実が零れ落ちそうになる。 「そ、それが……」 だが、それを察知したのか。ロロが即座に銃口を彼女の背中に強く押し当てた結果、ヴィレッタは言葉を呑み込んだ。 「っ!……消火装置の……誤作動だったようです」 「ソレニ至ッタ原因ハ?」 「目下調査中ですが、本来、枢木卿が乗る予定だったナイトメアに……ヴァインベルグ卿が乗った事も一因かと……」 ヴィレッタは、部下から知らされたばかりの報告を頭をフル回転させて繋ぎ合わせるともっともらしい言葉を紡いだ。 一見すると見事な芸当だが、彼女は元来優秀だ。 そうでなければ、一年近くカリグラに仕える事など不可能。 カリグラは使えぬ者は早々に切り捨てる。そんな性格の持ち主だったのだから。話を戻そう。 兎に角、それが甲を奏した。ヴィレッタ達の失態では無い事を知ったカリグラは、やや態度を軟化させた。 「"ヴァインベルグ"……"ナイトオブスリー"カ」 「はい」 先程までの覇気が消えた事にヴィレッタが内心胸を撫で下ろしつつ短くもハッキリとした口調で返すと、姿勢を正したカリグラは愚痴めいた言葉を発した。 「不快ナ連中ダナ。イッソ居ナイ方ガ清々スル。ソウ思ワナイカ?」 「私は、何も申し上げる事は……」 これにはヴィレッタは何と答えるべきか分からず、困惑した様子で返す事しか出来なかった。 だが、それは正解だった。カリグラは元から彼女に同意を求める為に問うたのでは無いのだから。 「下ラナイ事ヲ聞イタ。デ、"ルルーシュ"ニ変化ハアッタカ?」 「いえ」 「依然トシテ変化無シカ。……ソノ"ルルーシュ"ハ今何処ニ居ル?」 「そ、それは……」 予期していた質問とはいえ、問われた瞬間ヴィレッタは戦慄した。 この問いに困惑で返せば待っているのはカリグラからの叱責だからだ。 だが、この部屋に居るなど言える筈もなかった。 言うたが最後。暴君より報奨を賜る前に、背後に取りついた死神から死をもたらされるのだから。 この場合、ヴィレッタは先程のように何とか上手い理由を告げなければならないのだが、これについては部下からの報告も無く、ましてや暴君と死神に板挟みにされたような状況でまともな思考が出来る筈もない。 一方、死角で息を殺して事の成り行きを伺っているルルーシュも気が気では無かった。 だが、遂にヴィレッタは何も言えなくなってしまった。 その事を仮面の奥で目敏く認めたライが瞳を細めて追及するべく口を開く。 が、その前に流石に限界が来たと悟ったロロがフォローに入った。 「今は生徒会室で先程の騒動の事後処理に追われてますよ」 「……事後処理ダト?」 「ええ、消化装置の誤作動だと言ったでしょう?そこらじゅう泡だらけだったんで」 「……成ル程ナ」 出鼻を挫かれた形となり、ライとしては面白く無い。だが、淡々として一切の感情を面に出さずに告げたロロ。 普段と全く変わらないその態度は、ライのヴィレッタに対して懐いた疑念を払拭させるには十分なものであった。 一方、納得している様子でいるカリグラを見たロロはこれ幸いとばかりに問う。 「貴方は未だに疑ってるんですか?」 「藪カラ棒ニドウシタ?」 突然のロロの問いに、カリグラは少々拍子抜けしたかのように首を傾げるが、ロロは、尋ねるには今しか無いとの思いを胸に再び口を開いた。 「枢木卿も疑ってました。でも、あの人は今までの僕達の活動を知らないから――」 「知ッテイル筈ノ私ガ何故疑ウノカ。ソレヲ聞キタイトイウ事カ?」 「えぇ」 これ程までに疑うからには何かしらの理由がある筈。それが分かればルルーシュに注意するように言う事が出来る。 即ちルルーシュの役に立つ事が出来る。 少々危険な行動ではあったものの、ロロはリスクを背負わなければカリグラからは何も聞き出せないとの結論に至っていた。 一方、仮面の下で瞳を細めたライはロロの意図を探ろうとする。が、珍しく予測出来なかった。 結果、これぐらい告げても問題は無いだろうとの結論に至ったライは、要望に応える事にした。 「良イダロウ……"ヴィレッタ"」 「は、はい!」 「"ルルーシュ"ノコレマデノ"スケジュール"ハ手元ニアルカ?」 「御座いますが……」 「デハ、"ナイトオブセブン"復学ノ日付デイイ。読ミ上ゲロ」 その言葉を死角で聞いていたルルーシュは、何か気取られる態度など見せただろうか?と自身の行動を振り返るが、彼の頭脳を以てしても皆目見当がつかなかった。 同じく、カリグラの意図不明の発言にロロは眉をしかめると抗議の声を上げる。 「どういう事です?」 が、こういった場合のカリグラは鰾膠(にべ)も無い。 「黙ッテ聞クガイイ」 ロロの抗議があっさりと切り捨てられると、それを合図とするかのようにヴィレッタが読み上げ始める。 起床時間から朝食に至り、やがて学園での授業態度に差し掛かった時、カリグラは再び口を開いた。 「ソコダ」 「は?」 ヴィレッタは思わず素っ頓狂な声を上げ、ロロも首を傾げる。だが、部屋の隅ではルルーシュが一人戦慄していた。 「随分ト真面目ニ授業ニ出ルヨウニナッタナ?」 「それが何か?」 理解出来ないといった様子でヴィレッタが問うと、カリグラは静かに語り始めた。 「ソノ日ダケデハ無イガ、普段授業ヲ"サボリ"ガチダッタ"ルルーシュ"ガ急ニ真面目ニナッタ。遡ッテ行クトソレハ"バベルタワー"ノ一件以来、顕著ニナッテイル。私ハソレガ少シ引ッ掛カル」 ――こいつっ!! 想像通りの言葉にルルーシュが冷や汗をかきながら柳眉を逆立てていると、ロロが再びフォローに動く。 「それは、危険を感じたからでは?」 「何ダト?」 これには、カリグラはロロの言わんとしている事が理解出来ず疑問の声を上げた。それを受けてロロは尚も語る。 「つまり、バベルタワーでの一件はルルーシュにとって今までの生活を改めさせる、それ程の大事件だったのでは無いかという事です」 ロロの言葉を聞いた瞬間、カリグラは似たような事例を思い出した。 「死刑囚ノ心理ニ近イナ。ダガ、一理アル……」 カリグラが肯定するとロロはここぞとばかりに畳み掛ける。 「何よりも、あの日以来ルルーシュにはずっと僕が付いてます。領事館の時も一緒でした」 「オ前ハ目覚メテイナイト自信ヲ持ッテイル。ソウ言イタイノダナ?」 「何なら、命も賭けましょうか?」 冷えきった瞳で告げるロロを見て、ルルーシュに対する疑念が氷解していくのを感じたライ。しかし、彼の心中には新たな疑念が沸き始めていた。 だが、それはライにとっては有り得ない事であり、彼は心中でそれを一蹴しながらも口にした。ロロに対する皮肉を込めて。 「デハ、最後ニ一ツ」 「何ですか?」 「今日ハ随分ト饒舌ダナ、"ロロ"?」 「っ!?」 「何ガアッタ?学園祭トヤラガ余程新鮮ダッタカ?」 カリグラの問いに一瞬度肝を抜かれたロロ。 だが、続いて問われた言葉に遊ばれているのだと受け取った彼は、カリグラを睨み付けると吐き捨てるかのように言った。 「あなたには関係の無い事です」 その行為もまた、正解だった。 ――フッ。やはり思い過ごしか。 普段と何ら変わらぬロロの態度を見て、心中で結論を出したライは再び告げる。 「良イダロウ。ダガ、忘レルナ。学園ハアクマデモC.C.ヲ招ク為ノ狩場ダ」 すると、不意にヴィレッタが尋ねた。 「その事ですが、C.C.が現れなければ学園はこのままなのでしょうか?その……私の任務も……」 「現レナケレバナ。シカシ、目覚メタ場合、ソノ前提ハ覆ル。ソノ場合、最早ソノ学園ニ用ハ無イ。"ルルーシュ"ヲ捕ラエタ後ニ消去スル」 「消す?この学園を?」 カリグラが平然と告げた言葉に、ここに来て初めてロロは瞳を見開いた。 一方で、ヴィレッタは剣呑な表情を張り付ける。 「生徒達は如何なさるおつもりですか?」 「サァ?」 問われたカリグラがおどけた様子で首を傾げると、ロロが食い付いた。 「殺す気ですね……」 「………」 「なっ!?幾ら何でもそれは!!」 ロロの言葉を聞いても否定しなかったカリグラの態度にヴィレッタは慌てた。 すると、カリグラは再び首を傾げると問うた。 「ドウシタ"ヴィレッタ"、情デモ移ッタノカ?」 「そ、そういう訳では……」 ヴィレッタが言葉を濁すと、カリグラは呆れたように溜息を一つ吐いた後、言った。 「アレハコノ世デ一番無駄ナ感情ダ。覚エテオケ」 「それは……経験から来るものでしょうか?」 「……私ノ過去ガ知リタイノカ?」 値踏みするかのようなカリグラの問いに、ヴィレッタは一瞬聞いてみた衝動に駆られた。誰も知らない仮面の奥底に一体どんな過去があるのか、と。だが、直に思い直した。 触れてはいけない。聞いてはいけない。人には分相応な生き方がある。とてもでは無いがカリグラの過去に踏み込める程の器は自分には無い、と彼女は直感的に悟ったのだ。 「い、いえ。ですが、一般の生徒達には何卒寛大な処置をお願いします」 「クハハッ!ソウダナ。オ前ノソノ謙虚サニ免ジテ考エテオコウ」 ヴィレッタの申し出を聞いたカリグラはそう言って肩を揺らした後、話題を変えた。 「トコロデ、近々新総督ガ着任スル。当日ニ至ッテハ、"ルルーシュ"ノ監視ニ機情ノ戦力、ソノ全テヲ傾注シロ」 「どういう事です?」 スザクに対しては、増員はしないと宣言していたカリグラが急に方針転換した事を不思議に思ったロロが問うたが、カリグラは言葉を濁した。 「何レ分カル。目覚メテイレバ、コノ総督着任ヲ見過ゴス事ハ決シテ出来ナイ」 「まだそんな事を――」 「疑念ハ払拭サレテイル。コレガ最後ノ"テスト"ダ」 カリグラは普段と同じようにロロの言葉を遮ると通信を切った。 ロロが銃口を下ろすと緊張が一気に解けたのか。ヴィレッタは肩で息をしていた。 そんな彼女を尻目にロロは振り返ると部屋の角に居たルルーシュに声を掛ける。 「もう大丈夫だよ、兄さん」 すると、ロロに促されるかのように現れたルルーシュが現れた。だが、その額にはうっすらと汗が浮かんでいた。 「何なんだ…彼奴は……」 「あれがカリグラ。枢木スザクよりも厄介な……僕達の敵」 手提げ袋の紐を力強く握り締めたルルーシュは、先程のカリグラの発言を思い起こして再び震えた。 極力目立つ行動は控えるようにしていたルルーシュは、授業にも真面目に出るようになっていた。まともに受けてはいなかったが。 実際、ヴィレッタはルルーシュが真面目に授業に出るようになった事について、特に疑問には思わなかった。 だが、カリグラはそんな些細な変化さえも逆に不自然だと思ったのだ。 「危険過ぎる……」 その異様な洞察力に危機感を抱いたルルーシュが呟くと、励ますかのようにロロが言う。 「でも、やるしか無いんだよ」 ロロの言葉を聞いたルルーシュは、一度大きく息を吸い込むと次には意を決したかのように言った。 「そう……だな。ロロ、お前の言う通りだ。やるしかない。それに、頼もしい仲間も増えた事だしな」 ルルーシュは手に持った袋を再び机の上に置くと、ヴィレッタに視線を向けた。 気付いたヴィレッタは思わず声を荒げた。 「ま、待て!私は――」 「ヴィレッタ、今更何を言うつもりです?あなたはあの男に嘘を吐いたんですよ?」 が、ロロの指摘にカリグラの性格を良く知っていた彼女はもう何も言えなかった。 仲間という言葉を嘲り笑い、部下を駒のように使い捨て、情さえも不要と吐き捨てる。冷徹非情な存在、カリグラ。 そんな男に向けて脅されていたとはいえヴィレッタは嘘を吐いた。一時的なものだったとしてもルルーシュ達の片棒を担いでしまったのだ。 ヴィレッタは「後で正直に告げて庇護を求めるべきか?」と悩んだが、直ぐに諦めた。 正直に話したところで、許しを得られるというイメージが一切浮かばなかったのだ。 「ヴィレッタ先生」 「な、何だ……?」 ルルーシュの言葉にヴィレッタは我に返る。 その時、彼女の瞳に映ったのは包装されたリボンを引きながら、薄紫の瞳に冷たい色を浮かべる魔人の姿。 「Happy birth day」 この日より、魔人と暴君に板挟みにされる事となるヴィレッタ。彼女の苦悩の日々が始まった。 次話 ライカレ厨 41 *
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35話(地上・宇宙の両ルート)でルーク・アダモンPと戦闘したときのトラウマ払拭イベントでの会話一覧です 並び順はインターミッションでの「パイロット一覧」の順になっています 主人公とアサキムにもルーク・アダモンPとの戦闘会話がありますが、トラウマ払拭イベントではないので除外しています 容量オーバーのためページ分割しました。地上ルート分は以下から。35話ルークアダモン戦 明日へのあがき(宇宙ルート) パイロット 内容 桂 【交戦前】アテナ「オルソン…!」桂「フランチェスカ、マダム・リン、フランソワーズ…」アテナ「お前という男は、こんな時も!」桂「ティナ…ミムジィ…」アテナ「母様…」桂「そうだ…!ティナの遺してくれたアテナと、ミムジィのためにも俺は負けちゃ駄目なんだ!」【交戦後】桂「ありがとうよ、次元獣」桂「走馬灯のように歴代のカノジョを見せてもらったぜ」アテナ「お前という男は!真面目にやれ!」桂「もちろん、そうするさ!一番大事な人に会える日まで死ぬわけにはいかないんでね!」 カミーユ 【交戦前】カミーユ「俺は…人殺しじゃない、ジェリド!」「それでも、俺は戦わなきゃならないんだ…!この戦いを終わらせるために!!」「そうだろ、フォウ!」【交戦後】カミーユ「こんな所で…!」「俺だって遊びでやってるんじゃない!生命を懸けて戦っているんだ!」「だから、こんな所で終われないんだよ!」 クワトロ 【交戦前】クワトロ「アルテイシア…」「ララァ…」「すまない…」【交戦後】クワトロ「それでも私は…!」「まだ人類に絶望はしていない…! だから、ゼクスとトレーズを止めると決めた!」「ならば、それを貫く…!」 ファ 【交戦前】ファ「母さん…!ティターンズが…ああ!」「怖い…怖い…! 私…本当は戦いたくなんか…」「だけど、戦わなきゃ…! 私はカミーユと一緒に戦うんだ!」【交戦後】ファ「カミーユ!」「もう私は迷わない…! カミーユと一緒に行くと決めたから!」「どんな困難が待っていてもカミーユと一緒なら怖くない!」 アムロ 【交戦前】アムロ「ごめんよ、ララァ…」「でも、僕はまだ戦わなきゃならないんだ…。僕はまだ…何も見つけていないから…」「だから…今は!」【交戦後】アムロ「そうだ…!俺にだって戦う理由がある!」「俺は…人がどこまで行けるかを見てみたい。誰かの押し付けではなく、人がどれだけ変わっていくかを…!」「そのためにも誰かのエゴで世界が歪められるのを見過ごすわけにはいかないんだ!」 ヒイロ 【交戦前】ヒイロ「…リリーナ…」「………」「お前を…殺す」【交戦後】ヒイロ「俺に迷いはない」「俺の敵…あいつの敵は全て排除する」 デュオ 【交戦前】デュオ「や、やめろホワイトファング!このままじゃコロニーと地球は全面戦争になっちまうだろうが!」「こうなったら、やってやる!俺は死神だ!戦争を起こす奴は全て倒すまでだ!」【交戦後】デュオ「うっとうしいんだよ、お前は!」「ゼロシステムを思い出させやがってよ。たまったもんじゃないぜ」「残念だったな、次元獣…!こう見えても俺、以外にタフなんだよ!」 トロワ 【交戦前】トロワ「…キャスリン…俺は…」「…もう涙は見たくない。約束は必ず守る」「そのためにも敵は全て排除する」【交戦後】トロワ「無駄だ…」「俺は約束を守る」「俺は二度と死ぬつもりはない」 カトル 【交戦前】カトル「父上! トロワ、ヒイロ! ゼロが僕の心を飲み込んで…」「…それに屈したら、あの時の二の舞じゃないか!」「もう僕は負けない!自分の中の弱い心に!」【交戦後】カトル「僕は…! 自分に勝ってみせる!」「あんな想いを二度もするつもりはないよ」「だから、僕は強くなろうとした…! その力を今、見せる!」 五飛 【交戦前】五飛「妹蘭…!」「そうだ…! 俺はナタクと共に生きる!」「消えろ、化け物! 正義は俺が決める!!」【交戦後】五飛「貴様ごときに!」「俺の敵は俺が決める! 貴様のような化け物に俺の心の中に踏み入らせるものか!」「貴様には報いを与えてやる…! その存在を消滅させる!」 ヒルデ 【交戦前】ヒルデ「い、いやだ! コロニーが…コロニーが炎に包まれる!」「誰か…誰でもいい! コロニーを…私達を助け…」「そうじゃない…! 私がコロニーを助けるんだ! だから、私は戦っているんだ!!」【交戦後】ヒルデ「私だって…!」「私だってやるんだ…! デュオ達と一緒に! コロニーに自由と平和を取り戻すために!」 ノイン 【交戦前】ノイン「ゼクス…! 何故あなたはそうやって心を閉ざすのです!? この私では足りないのですか!?」「ならば、私は…! あなたの真意を知るために戦い続ける!」【交戦後】ノイン「こんな所で終わるわけにはいかないのだ!」「ゼクスに会い、その真意を確かめる…! そのためには、こんな所で立ち止まるわけにはいかない!」 ガロード 【交戦前】ガロード「ティファ、行かないでくれ!ティファァァァァッ!」「…ティファがいないなら、俺は…追いかけるだけだぜ…!」「どけよ、化け物!お前の相手をしてる時間はないんだ!」【交戦後】ガロード「ティファァァァァッ!!」「危なかったぜ。あともうちょっとで化け物のインチキに丸め込まれるところだった」「きっとティファは俺を待ってるんだよ!いつか会う日のために負けてたまるかよ!」 ロラン 【交戦前】ロラン「ディアナ様…僕は…ホワイトドールの封印を…」「違う!ホワイトドールはビシニシティの守り神なんだ!」「ホワイトドールを正しい事に使うため、僕は戦わなきゃならないんだ!」【交戦後】ロラン「ディアナ様!」「ディアナ様は僕を信じ、月光蝶を託してくださった」「もう僕に迷いはない…!ディアナ様の想いに応えるためにも僕はみんなを守る!」 キラ 【交戦前】キラ「フレイ…」「ごめんよ、サイ…」「トール…」「僕は…」「戦う事で償う…! 僕にだって覚悟があるんだ!」【交戦後】キラ「僕にも…! 覚悟がある!」「想いだけでも、力だけでも…」「僕はその二つとともに戦い続ける!」 アスラン 【交戦前】アスラン「ニコル…ミーア…。 俺にもっと力があれば、お前たちを救えたかもしれない…」「…すまない。 俺には謝ることしか出来ない…」「…過去は変えられない…。 だから、俺は…未来のために戦いたい!」【交戦後】アスラン「俺はもう立ち止まらない!」「過去は変えられない…! だが、未来はまだ決まっていないんだ!」「俺はその未来のために戦うんだ!」 シン 【交戦前】シン「マユ…! 父さん、母さん!!」「俺は…あんな悲しい事を他の誰かに味わわせたくないんだ!」「だから! 戦うんだ!!」【交戦後】シン「俺は…! 俺の戦いは!」「許さないぞ、次元獣! マユの思い出を利用したお前を俺は絶対に許さない!」「お前を倒し、戦いを呼ぶインサラウム俺が必ず止めてみせる!」 ルナマリア 【交戦前】ルナマリア「ごめん、メイリン…。 あたし…いいお姉ちゃんじゃなかった…」「だから、会いたい…! メイリンに会うまで、あたし…死ねない!」【交戦後】ルナマリア「あたしは…負けない!」「メイリンに会うためにもあたしは負けちゃ駄目なんだ!」「あんな化け物なんかに負けちゃ駄目なんだ!」 刹那 【交戦前】沙慈「ルイス…!ルイスゥゥゥゥッ!!」刹那「黙れ、リボンズ・アルマーク…!俺は…俺はガンダムじゃない!」刹那「俺はガンダムを超えてみせる!!」【交戦後】刹那「俺は…止まるわけにはいかない!」沙慈「刹那の思いが僕にも伝わってくる…」刹那「俺は…!俺自身と世界を変えるために戦う!」 ロックオン(通常) 【交戦前】ロックオン「…アニュー…! 俺は…お前を救えなかった!」「だが、俺はまだお前の所には行けねえ! 俺の敵を狙い撃つまでは!!」【交戦後】ロックオン「アニュー!」「やるぜ、アニュー…! 俺はお前のためにも狙い撃つ…!」 ロックオン(アニュー生存) 【交戦前】ロックオン「…兄さん…!俺は…ずっとあんたの影を追っていたかもしれない…!」「だがよ!そんな俺にも戦う理由が出来たんだよ!」【交戦後】ロックオン「愛してるぜ、アニュー!」アニュー「ラ、ライル…!」ロックオン「俺は俺とアニューのために戦う!その邪魔は誰にもさせねえ!」 アレルヤ 【交戦前】ピーリス「大佐!私は…私は!」ピーリス「アンドレイ少尉!何故、お前は自分の父を殺した…!」アレルヤ「マリー…」ピーリス「私はマリーではない!ソーマ・ピーリスだ!」アレルヤ「だけど…!君はマリーでもある!だから、僕は君を守る!!」アレルヤ「マリー・パーファシーもソーマ・ピーリスも僕は守るんだ!!」【交戦後】アレルヤ「僕は!!」ハレルヤ(やりゃぁ出来るじゃねえかよ、アレルヤ)アレルヤ「ハレルヤ…!」ハレルヤ(見せてもらうぜ、アレルヤ。お前の戦いってのをよ) ティエリア 【交戦前】ティエリア「リボンズ・アルマーク!僕は…僕はお前の思い通りにはならない!」「僕の中で今でも彼の思いが生きている!僕は…ソレスタルビーイング!僕はZEXISなんだ!」【交戦後】ティエリア「僕は自分の意思で戦うんだ!」「誰の思い通りにもならない…!僕の戦いは僕自身の意思によるものだ!」「その邪魔は誰にもさせない!」 スメラギ 【交戦前】スメラギ「エミリオ…! 私は…!」フェルト「ロックオン…クリス…リヒティ…」ミレイナ「い、いや! パパ、ママ! 怖いです!」アニュー「こ、来ないで、リボンズ! 私は…イノベイターじゃない!」ラッセ「ガタガタ言ってんじゃねえ!」スメラギ「ラッセ…!」ラッセ「死ぬのを覚悟した人間に怖いもんなんてあるかよ!やるぜ!!」【交戦後】スメラギ「みんな! ラッセに負けてられないわよ!」ミレイナ「はいです!」フェルト「私達はみんなの思いを背負って戦う…!」アニュー「この愛すべき世界のために…!」ラッセ「その通りだぜ!」スメラギ(ありがとう、ラッセ。 あなたの強さにみんなが救われたわ)※アニューがいない場合は↑からアニューの台詞のみ削除したものになる バサラ 【交戦前】ミレーヌ「パパ…ママ…もう会えないの…」レイ「スティファン…!俺を許してくれないのか…」バサラ「下らねえ…!下らねえぜ、こんなのはよ!」バサラ「お前がみんなのテンションを下げるなら、俺がハートに火を点けてやるぜ!」ビヒーダ「!!」バサラ「うおおおっ!俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!」【交戦後】ミレーヌ「バサラ!」バサラ「行くぜっ!!」バサラ「お前じゃ俺のハートの炎は消せやしねんだ!!」バサラ「もっと過激に行くぜ!!」 ガムリン 【交戦前】ガムリン「金竜隊長! フィジカ! 俺は…誰も守れなかった!!」ガムリン「だけど! ミレーヌさんだけは守ってみせる! それが俺の戦いだ!」【交戦後】ガムリン「やるぞ! 過激にファイアー!!」ミレーヌ「ガ、ガムリンさん…」ガムリン「見ていてください、ミレーヌさん! 私の戦いを!!」 アルト 【交戦前】アルト「違う…!俺が飛ぶのは俺の心のままだ!何かを演じているんじゃない!」「シェリル、ランカ!どこだ!? 俺を…俺を…」「…そうじゃない!俺が…あいつ等を守らなきゃならないんだ!!」【交戦後】アルト「俺は俺の心のままに飛ぶ!!」「俺の心は俺のものだ!次元獣にも親父にも渡してたまるかよ!」「行くぞ!これが俺の決めた俺の戦いだ!」 ミシェル 【交戦前】ミシェル「姉さん、ロックオンさん…。俺…一人前のスナイパーになれたかな…」「…少しだけ嬉しかったよ。悪夢でも二人に会えたからな!」【交戦後】ミシェル「っと!危なかったぜ!」「ありがとうよ、次元獣。悪くない悪夢だったぜ」「お礼だ…!一発、熱いのを叩きこんでやるぜ!」 カナリア 【交戦前】カナリア「…エディ…」「大丈夫だ。 ママは必ずお前とパパの所に帰る…!」【交戦後】カナリア「そうだ…! 私には帰る場所がある!」「感謝するぞ、次元獣! 悪夢とはいえ、エディに会わせてくれたのだからな!」 クラン 【交戦前】クラン「くっ…行くな! 行かないでくれ、ミシェル!!」ネネ「お姉様…」ララミア「やっぱり、ミシェルの事が…」クラン「い、今のはナシだ! 忘れろ! 忘れてくれぇぇっ!」【交戦後】クラン「よくも…!よくもぉぉぉっ!!」クラン「よくもやってくれたな、次元獣! 私の秘密をばらしたお前は絶対に許さん!!」ネネ「お姉様…それは八つ当たりでは…」 ジェフリー 【交戦前】ミーナ「だ、駄目…! このままじゃ原稿が落ちる!」ラム「助けて、ボビー大尉!」モニカ「艦長! ああ、艦長!!」ボビー「オズマ…! ア、アタシ…ノンケだけど!」キャシー「ボビー大尉! オズマは私の…!」ジェフリー「くっ…! 傷の痛みと同時に心の傷もえぐってくるか…!」ジェフリー「だが、我々に後退はない! この胸にS.M.Sの誇りある限り!」モニカ「艦長!」ジェフリー「やるぞ!! 各員、意地と誇りを見せろ!!」【交戦後】ジェフリー「ここから反撃に移る! 各員、集中しろ!」モニカ「了解です、艦長!」キャシー「ボビー大尉、よろしいですか?」ボビー「もちろんよ! アタシの純情をもてあそんだ借りはたっぷり返すわよ!」 アポロ 【交戦前】アポロ「すまねえ、バロン…!俺はお前を救えなかった…!」シリウス「私の中の翅が…!天翅の記憶が…!」シルヴィア「い、行かないで、お兄様!!」ピエール「エ、エスペランサァァァァッ!!」麗華「私は…みんなを…不幸にする…」つぐみ「麗華先輩!先輩!!」ジュン「ぼ、僕のフィギュアが!」リーナ「フフ…不動司令がこの様子を見たら、何て言うかしらね…」シルヴィア「!」アポロ「くそっ!無様を晒してると、またあのオッサンがやってくるのかよ!」アポロ「もう説教も特訓もたくさんだっ!」【交戦後】アポロ「うおおおっ!アクエリオォォォン!!」シリウス「我々は敵より何よりも己に負けてはならない…!」ピエール「おうよ!やるぜ、みんな!」麗華「不幸など…乗り越えてみせると決めた!」つぐみ「先輩と一緒に私も!」ジュン「ランカさんの歌があれば、何も怖くはない!」シルヴィア「アポロ!」アポロ「おう!あのデカブツにお返しといくぜ!」 レントン 【交戦前】レントン「エウレカ!もう会えなんて嫌だ!俺は君を!!」ニルヴァーシュ「もきゅ!」レントン「ニルヴァーシュ…」ニルヴァーシュ「もきゅ~!」レントン「そうだ…そうだよな!俺が諦めてどうするんだよ!」【交戦後】レントン「待っててくれ、エウレカ!」レントン「そうだ!エウレカはきっと俺を待っている!」ニルヴァーシュ「もきゅ!」レントン「俺はエウレカを迎えにいく!そのためにインサラウムに負けるわけにはいかないんだ!」
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ダウンロードコンテンツ ツメスパロボ17 「解法」にはクリアする手順をそのまま記載しています。本ゲームの楽しみを損なわないためにもなるべくヒントから見るのがおすすめ。なお、回答はあくまで一例です。 勝利条件 全味方ユニットの指定エリア到達 敗北条件 味方ユニットの撃墜 敵ユニットの撃墜 敵ユニットのエリア侵入 2ターン敵フェイズを迎える クリア報酬 移動+精神 資金10000 ヒント ヒント1 ハインド・カインドと爆竜は精神なしでも防御可能 ヒント2 VPS装甲とアンチビームシールドでインパルスは防御可能 ヒント3 敵はミシェルには手を出してこない 解法 +... マイク、ルナマリア、浩一、山下、アーニーが不屈、クランがひらめきを使用 指定エリアの一番左上にシン、その左にアーニー、アーニーの下に浩一を移動 山下を上へ1マス、右に4マスの位置に動かす 他のキャラは指定エリアに向かって移動出来るだけ移動しターン終了 敵フェイズの攻撃は全て防御 自軍のフェイズで指定エリアに入ってないユニットを指定エリアに移動してクリア ※ミシェルを移動するのを忘れてクリアできないと騒がないこと 前 ツメスパロボ16 次 ツメスパロボ18
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シナリオ攻略 第15話 『マン・アズ・ビフォー』 勝利条件 初期 アクシオ・バーグラー(マリリン)の撃墜。 勝利条件達成後 敵の全滅。 敵増援A登場後の次PP ディム・リーの撃墜。 敗北条件 初期 エスターの撃墜。 味方増援後 味方戦艦の撃墜。 SRポイント獲得条件 登場から3ターン以内にディム・リーを撃墜する。 初期配置・増援 初期 初期味方 ブラスタEs(エスター) 初期敵 アクシオ・バーグラー(マリリン) 初期敵 アクシオ・バーグラー(FB隊員)×15 マリリンかマリリン周囲のアクシオ・バーグラーと戦闘 or 3PP 味方増援 プトレマイオス2(スメラギ) 味方増援 マクロス・クォーター要塞艦型(ジェフリー) 味方増援 イカルガ(ゼロ) 味方増援 ブラスタ(クロウ) 味方増援 出撃選択×20 マリリンの撃墜 敵増援A ディム・サー(AS団員)×12 敵増援A ガブリン(AS-AI)×20 敵増援A後の次PP 敵増援B ディム・リー(ジェラウド) 敵データ 初期 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 アクシオ・バーグラー マリリン 28 (18900) 6(4) 6900 16 1 - 指揮官L4、極再攻撃(技量202)ジャミング機能気力▼クロウを狙う アクシオ・バーグラー FB隊員 26 (8400) 6(4) 3500 8 15 - ジャミング機能気力▼クロウを狙う?(マリリン周囲の3機?) 敵増援A 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 ディム・サー AS団員 27 (8900) 6(3) 4000 6 12 - ガブリン AS-AI 26 (4900) 5(2) 2000 4 20 - 敵増援B 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 ディム・リー ジェラウド 70 (32900) 7(3) 7900 16 1 DMユニット 指揮官L4、極再攻撃(技量233) イベント・敵撤退情報等 マリリン及びその周囲のアクシオ・バーグラーと戦闘するか3PPでイベント。マリリン機と周囲の4機が東側の海沿いへ移動。イベントでマリリンの右下にいたアクシオ・バーグラーが1機撃墜される。ブラスタとブラスタEsは西側の海沿いへ移動。南西に味方増援。クロウは気力+30の状態。ブラスタはブラスタEsの改造を引き継いでいる。 マリリンを撃墜すると北に敵増援A、敵初期配置部隊は撤退。 敵増援後の次PP、敵増援Aやや南(MAP左上を0-0として、15-9)に敵増援B。残存AS団員(ディム・サー)の気力150に。倒すと残る敵は全て撤退。 敵増援B出現から4ターン目で敵全て撤退。 強化パーツ「娘々名物まぐろまん」 隠し要素エスターをMAP左下隅から上に8、右に2マスに移動させればイベント後取得。 攻略アドバイス これまでのスパロボシリーズと比べて、序盤にしてはかなり難易度が高いステージ。適宜リセットもやむなしか。 機体「アクシオ・バーグラー」は全てにジャミング機能が搭載されている為、雑魚でも結構な確率で当ててくる上にマリリンの広い指揮範囲でさらに補正がかかる。隣接されるとリアル系にも平気で80%近い命中率、その上P武器に気力低下の効果ありと嫌らしい事この上ない。援護攻撃持ちと援護防御持ちの峻別もしっかりしておきたい。が、個々を孤立させてしまえばジャミングが活きなくなり当てやすくはなる。 それでも、(難易度Hardでは)攻撃力&防御力&命中&回避のすべてが高く、精神コマンドなしでは、主力級リアル系ユニット並に強い。行動パターンも読みづらく、不意に千葉などがP武器クリティカルで一撃死したりする。 マリリンの取り巻きは、クロウを狙うようだ。北西方向に誘導できる。 マリリンは極&再攻撃持ち。エスターは技量が低いので味方が来るまでは狙われないように。味方増援前にマリリンを撃墜すれば経験値・資金・PPの二度取りが可能。根性を使って復活する。 味方増援後はクロウを狙ってくる。ブラスタがフル改造状態でも100%当ててくるので、気力低下を無効化する鉄人28号に援護防御を担当させると良い。 マリリンたちが東にいるのでそちらへ向かいたくなるが、敵増援はMAP中央に広く展開するのでそちらにも備えよう。 増援Aの出現まではSRポイント条件を気にせず行動できるので、マリリン1人にしたらディム・サー達の出現場所(MAP左上を0-0として、6-5、12-4、18-4、24-5の東西北に各3機)に地雷役を置いておけば後が楽になる。ガブリンは、3-9、9-8、15-7、21-8、27-9の東西南北に各4機出現する。 精神コマンドなしでは厳しいアクシオ・バーグラーを退けたあとは、敵援軍が、一度に32機出現。しかもすぐLV70のボスが現れ、援軍ディム・サー12機の気力がMAXの150に。 事前に仕込みをして、連続行動を習得したパイロット複数で、ディム・サーの数を減らさないと、EPが苦しくなる。 幸い、気力上昇前のディム・サーは、アクシオ・バーグラーよりもかなり弱い。 ちなみにPPにディム・サー達を出現させ、1ターン以内に全滅させると勝利条件が「次のターンまで生き残る」になり、会話挿入あり。ジェラウド出現後、ジェラウドの指揮にAS団員たちは奮起する会話はあるが、機体はない(笑) ジェラウドは武装はシンプルで、マリリンをそのまま強化したようなもの。おまけにLV70!その技量ゆえに敵ターンではほとんどの味方が再攻撃の餌食となるだろう。底力がなく、HP減少では撤退しない上、回避性能もあまり高くないのが救いか。MAP兵器もないため、鉄壁+バリア持ちや不屈+閃き持ちで包囲できれば安心。 レベルが高い分、戦闘のみでもかなりの経験値を取得できる。余力があれば努力や応援などでのレベル上げも可能。 じきに長期離脱するセツコで、あえて撃墜するのも一策。理由は次ステージにて。次ステージでも、同様に高LVパイロットを撃墜しておくことで、終盤の復帰時、非常に高レベル(70~80以上)で戻ってくるから。参考までに、アイアンエンブレムなしの応援がけで、セツコのLV28- 34程度に。(経験値+3000で6LV上昇) このシナリオのクロウは戦闘台詞が実にドヤ顔状態。クロウさんは借金の無い素敵な人です。あくまでも、このシナリオでは。 ブラスタEsをフル改造していた場合、クリア後、ブラスタのフル改造ボーナスを選択できる。(もちろん取得保留も可能) 戦闘前会話 初戦闘:マリリン、ジェラウド FB隊員:クロウ マリリン:クロウ、エスター ジェラウド:クロウ、エスター、セツコ 隣接シナリオ 日本/宇宙ルート 第14話 『動き出す世界』 中東/クメンルート 第14話 『与えられた力』 第16話 『次元の心央』
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登録日:2019/03/09 (土) 22 57 00 更新日:2023/08/02 Wed 13 41 24NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 スキル スパロボ スパロボ用語集 スーパーロボット大戦 後天技能 汎用スキル 特殊技能 ここでは、スーパーロボット大戦シリーズにおける汎用スキル(「一般技能」「後天技能」と呼ばれる場合もある)について説明する。 ニュータイプや聖戦士のような、各版権作品の原作に由来しており任意に習得できない専用スキル(「先天技能」と呼ばれる場合もある)とは異なり、スキルパーツやパイロット養成によってどのキャラも任意に習得することが可能であり、カスタマイズの幅を広げている。 習得枠については作品によってまちまちであり、6個の作品もあれば8個の作品もあり、習得制限のない作品もある。また、レベルアップに伴いスキルレベルも上がる作品もあれば、上がらない作品もあったりする。 共有のPPを消費して修得できるタイプの場合、アタッカーやSP回復などは上位技能の扱いとなり、一度敵などから入手しないとリストに載らない。 養成できない先天的なスキルはこちらの専用スキルの項目を参照。 【底力系】 ■底力 HPが低下すると命中率・回避率・クリティカル率・ユニットの装甲に補正がかかる。 初期の作品では「クリティカル率+50%」しか効果がなかったため実用性は低かったが、 『α』では命中率や回避率、装甲まで向上するようになり一気に有用度が増した。 そのため「わざと開幕で(てかげん付きの)マップ兵器を味方に撃ち込んで底力を発動させる」という戦術まで生まれた程である。 『第2次α』あたりからはレベル制になった上に補正値があまり高くない、上げるにはレベルアップや養成が必要、 ということで上書き候補とまで言われたが『Z』シリーズ以降では補正値が再び強化。 タイトルによっては初期のレベルが保障されているので基本的かつ頼もしいスキルになったのであった。 また、『OE』では「攻撃」、「防御」、「回避」、「CT率」、「異能」の5つのバリエーションが存在している。 このほか枢木スザクが底力Lv9を内包するギアスの呪縛(呪い)というスキルを持つ。長らく汎用の底力と重複はしなかったのだが、『30』では重複するようになり、最大で底力Lv18などと言うわけのわからないレベルを手に入れている。 更に『30』は底力が「装甲強化ではなく実ダメージに補正が入る」という仕様上、この状況になると「被ダメージが1/100」というわけわからない状況に…。 敵ボスが高レベルの底力を持っている場合、下手に削ると必殺技でも10しか与えられないなんて状況にもなるので要注意。 持ってないヤツは命中率さえ何とかできれば数の暴力でも倒せるが、持っているならその分リソースを重めに割くか一気に削って倒してしまいたい。 タイトルによっては、攻撃力の低い機体から攻撃させてダメージ効率を良くするといった工夫も欲しい。 ■ガッツ 『F完結編』において、『トップをねらえ!』のタカヤノリコ専用スキルとして登場。 「努力」と「根性」(「ド根性」)の消費SPが低下する(*1)という彼女らしいスキルであったが、実用性は何とも言えないものであった。 だが、『α』『α外伝』『OE』では底力の上位互換スキルとして復活。 これを持っているバニング大尉やフォッカー少佐は主役を食うレベルで強くなっていた。 【援護系】 ■援護攻撃/援護防御 隣接している味方ユニットに続いて攻撃する、あるいは被弾しそうになった時に割り込んで防御する。 スパロボのバランスを激変させたスキルといっても過言ではなく、これの登場によって 一撃当たりのダメージが低下し、代わりに手数で押す戦法が求められるようになったり、事故死が大幅に減ったり、 脇役キャラも主役キャラとは違った形での戦い方が可能になった(基本的に主役キャラで援護を持っているキャラは稀。持っていたとしても低レベルである)。 ただし、『V』では援護攻撃の与ダメージが0.5倍と大幅に弱体化してしまった。 たまにエクセレンのように「エースボーナスで強化されるのは援護攻撃なのに、デフォで持っているのは援護防御」なんてヤツもいる(逆も然り)。 基本的にはレベルごとに1ターン内の使用回数が1増えるが、『ROE』ではあろうこと1マップごとの使用回数がレベルで決められるという仕様だった。 当然のことながら、使い切ればそのマップではもう援護できない。評判が悪かったのか、このタイプの回数制は以降のシリーズでの採用例はない。 ■連携攻撃(サポートアタック) 「援護攻撃が必ずクリティカルになる」あるいは「援護攻撃時の与ダメージ低下がなくなる」。 前者でも悪くないが、後者の仕様の場合、クリティカルと併存できるため重要度が高い。 ■統率 通常は「味方攻撃→敵反撃→味方援護攻撃」の順となる援護攻撃が、メイン攻撃と同時に援護攻撃を行うようになり、更に双方のクリティカル率を100%にするスキル。 同時攻撃は戦闘アニメが上下に分割される形となっており、見映え的にもなかなかインパクトが強い。 攻略的見ると同時攻撃よりはクリティカル率100%が本体。特に『IMPACT』ではHP一定以下で撤退するボスが異様に多いため、安定した高火力を出せる統率持ちはかなり重要なポジションになっている。 また、汎用スキルではあるのだが『IMPACT』の入手数は最大2つと極めて少ないレア技能だった。『MX』ではPPで養成可能になったため入手難易度は劇的に低下している。 『OG』シリーズにも同名のスキルがあるが、効果がマキシマムブレイク発動に必要な技能となっており、かつ先天限定の為ここでは割愛する。 【気力系】 ■闘争心 出撃時の気力を上昇させる。気力で発動するタイプのスキルや機体能力を持つキャラに習得させたいところだが、 上昇値が5しかないので微妙…と思いきや『第2次Z』以降、上昇値が10になったため有用度が増した。 『第3次Z』以降のB.Bスタジオ系ではレベル制になっており、L1で+2、L2で+5、L3で+10される。 ■戦意高揚 ターン経過で気力が上昇する…が、上昇値も低く、速攻を要求される場面では有用度が低いため上書き筆頭。 ■気力限界突破 気力上限が150から170になる。そこまで上げるのは若干難しいが、実質的に攻撃力・防御力が上昇するし、 ラムダ・ドライバや救世主のような気力に比例して効果が上がる機体能力/特殊能力を持つパイロットには大きなメリットになる。 近作では(気力上限上昇の強化パーツなしで)竜馬やヴァンのエースボーナスや、初号機の疑似シン化のために必須となる。 『UX』や『BX』ではスキルパーツ限定で「気力覚醒」というのも存在し、気力上限200にまで達する。 ■気力(+○○) 特定の行動を取った際の気力上昇を更に+1する。単機突出型のプレイヤー向きで、均等に使うプレイヤーは恩恵を受け辛い。 どちらかというと敵が持っている場合の方が、気力上昇が早くなって厄介である。 例外は「気力+撃破」で味方の誰でもいいので敵を落とせば、修得者の気力がたまるためかなり有用。 面倒だったのか『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』で「気力+ボーナス」に統合された。 これにより習得者はもの凄い勢いで気力がたまる有能スキルとなった…が強すぎたのか、近年ではほぼ敵専用に。 最近では味方側は攻撃系でボーナスの「気力+ATK」と防御系でボーナスの「気力+DEF」が利用できるようになった。一番有能な気力+撃破効果を入れろよ ちなみに、『IMPACT』では、被弾時に気力が上昇するスキルの名前は「逆切れ」であった。 (しかも特に逆ギレキャラというわけでもないユリカが習得したりする。感情豊かなキャラではあるが…。) 【精神系】 ■集中力 精神コマンドの消費SPを低下させる。どのパイロットにも有用なスキルだが、任意習得できない作品も多く、習得できる作品でもサブパイロットには習得させられない作品もある。 SP回復と比べると補給や友情などSP消費の多い精神コマンドを持つキャラに覚えさせたい。 ■SP回復 毎ターンSPが10回復する。『OG2(GBA版)』などはこれの習得を前提とするレベルでゲームバランスが組まれていたが、 あまりに強力すぎる効果だった故か現在では任意習得できないか、取得できても大量のPPなどを要求されるようになっている。 NEO以降の作品はSP回復がデフォルト仕様という作品も多い。この場合SP回復を覚えさせるとターンあたりの回復量が増えるようになっている。 デフォルト回復の代わりに、ステージ開始時点でのSPが最大値にならなくなっている(初期は半分で、条件次第で緩和される)。 ■SPアップ 最大SPを上昇させる。シンプルかつ強力。 毎ターン集中を使いたい戦闘キャラはSP回復の方が欲しいため、集中力やこちらはサポート要員向けか。 任意習得は容易だがサブパイロットには覚えさせられないケースも多い。 【消費系】 スキルパーツなどで習得する場合、共通して武装の構成から消費しようがない要素を軽減させるキャラには修得不可能。 ■Eセーブ 武器の消費ENを抑える(作品により70~90%)。のせかえが出来ず、EN武器主体の機体のパイロットにとっては必須レベル。 『OG1』では「ベテラン」という名前だったが、キャラや語感のイメージに似つかわしくないためか変更された。 『V』以降算出式が「他での軽減→Eセーブ適応」から「Eセーブ適応→他での低減」に変わったため、グラビティブラストや収斂時空砲が消費EN一ケタにまで下がる。 『T』や『30』に至っては頑張るとEN消費0武器が爆誕する。 『30』の戦闘母艦ゴディニオンに至っては「艦首隠蔽砲の素消費40→EセーブEX適応で20→カスタムボーナスで-20されて0」と、特に頑張らなくとも0になるという意味不明な状況に。 地味にMAP兵器版もカスタムボーナスと強化パーツを併用することで一桁まで下げられる。今回戦艦はEXアクションを使えなくなっているのが敵から見て唯一の救いに感じる。 他にもEセーブEX+カスタムボーナスの結果消費EN5でアカシックバスターを撃ちまくるサイバスターなんてのも。 ドライストレーガーが居れば消費EN5は実質無料なので、こちらも無消費扱いされる。 ■Bセーブ 武器の弾数を増やす(作品により1.2倍~1.5倍)。Eセーブより上昇率が大きいため、経戦能力の向上のために有用。 『第3次Z』(や『V』)では小数点以下切り上げや四捨五入で算出されるため、 ファイナルステージを2発撃つビッグオーやというよくよく考えるとおかしな光景も見られる。 コスモノヴァ故障の原因とかシルヴァ・バレト・サプレッサーの腕が増えたとネタにされることもある。 四捨五入されないケースでは、1.5倍を機能させるためにエースボーナスや改造ボーナスなどで弾数が1発から2発にアップするという一見すると微妙な形になっていたりする。 【攻撃系】 ■再攻撃 『初代』『第2次(FC版)』では攻撃側と防御側のすばやさの差で、『魔装I』では攻撃側のスキルレベルによって発動率が決まり、同じ武器で2回連続で攻撃を加えるものであったが、 『Z』では「攻撃側と防御側の技量差が20以上ある場合、自分自身に援護攻撃に入る形で2回攻撃する」という仕様に変更された。 このスキルを初期習得しているキャラ(アムロ等)は元々高技量であり、かなり強力なスキルでもあったため、 『第2次Z』以降はザコ敵でも技量が高かったり、ボス敵が高レベルで出現するようになったり、『V』では技量差が30以上必要になったりと、次々に下方修正されていった。 (しかも『V』では先述の通り、援護攻撃自体が大幅弱体化されている) ■カウンター 反撃時、敵より先に攻撃する。 それで敵を撃墜できれば生存性が上がるものの、攻撃力が低い1周目の内はあまり有用性を感じられないかもしれない。 これで倒すと連続ターゲット補正の影響を受けずにすむため、相手のターンにターゲットになりやすいキャラに覚えさせておくと被弾率がかなり下がる。 これでEN減少や気力減少、射程半減などの特殊効果武器を当てて相手の選択武器が使用条件を満たさなくなると、攻撃を封殺できたりする。 『V』では武器にカウンター属性が付与されることになり、スキルとしては消滅。 その分、武装によって確実に先に攻撃できるようになったため戦略性は増している。 強化版として気力130以上で常にカウンター可能な『先手必勝』、全武器でカウンターが常時発動する『フルカウンター』が存在する。 ■インファイト/ガンファイト 前者は格闘武器の攻撃力、後者は射撃武器の攻撃力が上昇する。作品によっては前者で移動力、後者で射程も上昇するものもある。 シンプルかつ強力だが、スキルとして存在する作品自体が少ない。 『MX』や『OG』シリーズなどトーセ系のタイトルに多く見られる。 ■アタッカー 気力130以上で与ダメージ1.2倍。シンプルかつ強力。 任意習得できる作品は少ないが、習得できる作品ではとんでもない高ダメージを弾き出せる。 しかし、比較的習得が容易だった『OGS』などでとんでもないインフレの原因となったためか、養成できてもレアスキルになっていることも多い。 『V』の兜甲児はエースボーナスでアタッカーと同じ能力を取得するが、更にスキルとしてアタッカーを取得可能。ZEROの強さの秘訣は機体性能以上にこれ。 ■リベンジ 反撃時の与ダメージ1.2倍。 こちらも強力すぎるため任意習得できる作品は少ない。 ただし、アタッカーと比べると戦術や使い手を選ぶ技能でありちょっと印象が薄い。 どっちかというとラスボス格の敵が習得し、敵の火力の底上げに貢献している印象が強い。 アタッカーもそうであるがエースボーナスに同様の効果を持つキャラはいる。 まず敵に攻撃されるという特性上、固有能力の場合はダメージ倍率がアタッカー系に比べて少し高いことが多い。 同タイプのエースボーナスも合わせて、固有の場合は何らかの復讐や報復を行ったキャラが習得していることが多い。 ■サイズ差補正無視 自分より大きい敵を攻撃した際の与ダメージ低下(一部作品では自分より小さい敵にを攻撃した際の命中率低下も)が発生しなくなる。 こちらもSS~Mサイズのユニットには必須。 基本的に1レベル上げるとサイズ差1だけ影響が軽減される形。 武器に設定されている場合もあり、キャラによっては条件次第で全武装にこれが付くので不要の場合もある。 『W』では、バグで機能していないという悲しいことになっていた。武装による補正無視は機能しているが。 鋼鉄ジーグの初登場した『第2次α』ではサイズ差によるダメージ補正があるにもかかわらず、この技能がないためジーグの火力が悲しいことになっていたのは有名な話。 『第3次α』では小隊長技能にこの効果を持つようになったためかなり実用性が増した。 ■精密攻撃 クリティカル時のダメージを増大させる。元々クリティカルの出やすい高技量キャラに付ければ、再攻撃との相乗で非常に強力。 ただし、『Zシリーズ』『T』では任意習得不可で、自軍キャラでは触れ得ざる者など一部キャラのみの特権となっている。 『UX』『BX』では(DLCを使わない場合)入手個数が限定されるレアスキルパーツでの習得となっているので、誰につけるかはよく考えて。 ■収束攻撃 小隊制のあるスパロボ限定の技能。『第3次Z』ではマルチターゲット名義。 全体攻撃を使った時のダメージ減退を抑える。 全体攻撃委がメインのパイロットにぜひ覚えさせたい。 『第2次α』や『第3次α』では小隊による敵が多いため、ほぼ必須。 ■支援攻撃 小隊制のあるスパロボでのスキル。 小隊攻撃の攻撃力が上昇する。こちらは小隊員向け。 『MX』では効果が異なり発動者の周囲の味方に攻撃させ、支援機体が多いほど発動者の攻撃のダメージと命中に補正が上昇する効果だった。 【防御系】 ■切り払い/シールド防御/撃ち落とし/ブロッキング スパロボ最古の汎用スキルたちと言っても過言ではない。 切り払いは対応した武器をレベルに応じた確率で回避する。 剣などの直接攻撃やミサイルなどを剣で切り払う。当たり前だが、剣のない機体では発動不可。 「踏み込みが足りん!」に泣かされたプレイヤーは数知れず。 誤解されがちだが、ビーム属性の武器や必殺技など切り払えない武器もあるし、初登場の『F』では射程外攻撃を切り払えないという弱点があるため戦術を練ればそこまで怖くない。 シールド防御はレベルに応じた確率で、機体側の盾を使ってダメージを一定割合軽減する。 ただし、盾のある機体でないと発動不可。 敵が使って倒し損ねたという印象があるスキルだが、味方がこれに救われることも。 撃ち落としは「R」からの採用で主に携帯機で流行。ライフルなどで対応した武器をレベルに応じた確率で迎撃する。 ただし打ち落とせるのはミサイルやバズーカのみと切り払いより範囲が狭い。 こちらも銃を持ってないと発動不可。 一部作品では攻撃側と防御側の技量差によって確率が算出されるものや、レベル性が廃止になっていたり、確実に発動する代わりにシールド防御に回数制限あるものもある。 『Z』ではブロッキングに統合され、更に『第2次Z再世篇』以降、機体が剣マーク・盾マークを持っていれば技能なしで発動するようになり、技能としては完全に廃止。 ■ガード 気力130以上で被ダメージを80%に軽減する。作品によってはレベル制。 バリア持ちとの相性が良好だが、どちらかというと自分が使うよりも敵が持っていると厄介な印象が強い。脱力を活用して解除したい。 ■精神耐性 パイロット側に影響する特殊効果武器を無効化する。 ザコ敵が気力低下やSP低下を乱発してくる作品では、被弾が避けられないスーパー系には必須となる。 【命中・回避系】 ■指揮官 自機の周辺にいるユニットの命中・回避率をプラスする。任意習得できるかは作品によってまちまち。 戦艦の艦長や小隊長、策士的なキャラが持っている場合が多く、彼らを中心に戦陣を組めば安定度が高まる。 高難度の作品や一部の作品のEXハードではユニット改造とかができない、分岐ルートでは戦力が心もとなくなったりするため、これに本気で頼ったりする。 近年では先天技能「艦隊指揮」による強化や、エースボーナスとの相乗効果で命中・回避だけにとどまらない旨味を付与することもできる。 『30』のミツバ艦長の場合、ドライストレーガーの強化によって範囲内の全キャラのHP・ENを25%回復させる能力を持つ。 ■見切り 気力130以上で命中・回避率が(作品によってはクリティカル率も)上昇する。 他の補正スキルや、機体側の気力130で発動する特殊能力などと組み合わせないと、単体では効果が薄い。 『T』『30』は後述のハーフカットの効果も持つようになり、回避系の保険として持たせる価値が大幅に上昇している。「集中」の旨味も増した。 ちなみに、一時期は「必中とひらめきを同時にかける」同名の精神コマンドがあったが、そちらは「直感」に変更された。 なぜか『MX』では専用スキルだった。 ■ハーフカット 命中率30%以下の攻撃で受けるダメージを50%軽減するようになる。 いわゆる「事故死」防止スキルであり、軽減率が大きいためバリアとの相性も良好。 スキルでは存在しないが、強化パーツやサポーター枠のパッシブ効果では「20%以下の場合は回避確定」「80%以上なら命中確定」のような効果が存在する。 【移動系】 ■ダッシュ ユニットの移動力を+1(作品によっては気力130以上になると+2)する。 やはりシンプルに強力だが、ブースターで補えるのでスキル枠を使うかは機体と要相談。 パイロット側の技能習得制限がゆるい作品ではその限りではないかも、だが。 ■ヒット アウェイ 移動せずに攻撃した場合、攻撃後に移動できる。ゲームの性質上「アウェイ=逃げ」目的で使われる場合はほぼないが。 戦艦などの長射程武器が主力の機体や、移動後攻撃を持っていないスナイパータイプの機体や戦艦には必須と言っていい。 『30』では条件次第では着艦した時点でENを25%回復できるため、性能次第ではマルチアクションとの組み合わせで延々殴り続けられる。 ■戦術待機 自軍フェイズを未行動で終了すると、次のターンの開始時に覚醒と加速がかかり、SPが+5される。 行動済でなければ発動するため、マルチアクション等での再行動時も発動する。戦艦のEXオーダーで格納すれば移動にも困らない。 非常に強力な効果であるため、習得のためのPPやTacPはかなり重く設定されている。 ■先制攻撃 出撃時に不屈と加速と突撃が同時にかかる。『第3次Z』『V』におけるECSをスキル化したものと言える。 長射程ユニットを開幕で敵陣に突っ込ませられるため、有用度は高い。 『T』ではある特殊コマンドに遠慮してか突撃は削除されてしまった。『30』でも据え置き。 ただ『30』ではSRポイントがなくなったのでかなり旨味が無くなった。 【その他系】 ■修理技能(修理スキル)/補給技能(補給スキル)/レスキュー技能 前者は修理装置の回復値を上昇(作品により1.2倍~1.5倍)させ、作品によっては修理装置の射程も+1してくれる。 後者は移動後に補給装置が使用可能となる。気力が下がるとはいえ、エネルギー効率が大幅に上がる エースボーナスを発揮しやすくなるため後者の方が重要か。 前者は悪くないが、どちらかといえば回復量=入手経験値が向上することの方が目当てだったりする。 『X』ではレスキュー技能として統合された。 ■パーツ供給 消費系の強化パーツを隣接したユニットにも使用可能になる。通称パーツ投げ。 主役級のキャラは他に覚えさせたいスキルが多く、初期習得している脇役キャラは前線に出し辛いため使いどころが難しい。 しかし、この人のエースボーナスであれば「指揮官」の範囲内に投げ込めるので、とても頼もしい。 ■連続行動 敵機を撃墜した際に気力が一定以上だった場合、もう一度だけ行動することが出来る。 疑似的な二回行動が可能となる非常に強力なスキルだったため、初登場時の『第2次Z』ですら初期習得者は僅かであり、 『UX』『BX』ではシングルユニット限定になった。 また、『第3次Z』、『V』『X』『T』三部作、『30』では、エクストラカウントを消費して使える「マルチアクション」というシステムに変更されている。 現在は強化技能としては敵専用になり、「プラチナエンブレム」などの強化パーツとして特殊条件を満たすと1セーブデータで1個だけ取得可能(=周回による複数取得不能)という形が多い。 『30』では周回で最大2つ取得可能+周回引き継ぎ可能の「アウェイクントリガー」という強化パーツが存在する。30が記念作品とはいえなかなかの規格外パーツ。 ■起死回生 自軍フェイズ開始時に機体のHP・ENが20%以下及びパイロットのSPが20%以下の時、HP・EN・SPが全回復する。採用作品は『IMPACT』のみ。 一見使い辛いように見えるが、味方のマップ兵器でわざとHPを削ったり、被ダメージ上限を固定するディストーションブロックを装備させたり等で発動させ易くなる。 字面からはイメージしづらいが発動回数に制限が無いのも特徴。条件さえ満たせば1MAPで何度も起死回生してくれる。 高HPかつ悪燃費のデンドロビウムに乗り、覚醒を持つウラキに習得させるのが推奨されており、その無限再生の様から一部ではデビルウラキの異名を持つ。 次点は同じく乗機の融通が利く宇宙世紀MS乗りかつサポート系の精神コマンドが充実しているプルかセシリー。後者はデビリー・アンフェアチャイルドと呼ばれることも。 ■ラーニング 小隊制のあるスパロボ限定技能。 小隊員が得るPPや経験値を小隊長と同じだけ得るようになる。 小隊員向けだが、このスキル自体の必要PPが高めなのが悩みどころ。 ■エースプラウド 『V』で初登場。 エースパイロットやグレートエースに必要な撃破数が少なくなる。 ゲームをやりこむと要らなくなってくるスキルだが、撃破数を稼ぎにくいサポート系のパイロットやエースボーナスが強力なパイロットは一考の価値がある。 特に『V』などでは終盤の分岐にエースパイロットの人数がかかわるためその点でも重要。 ■ラッキースター 『X』で初登場。 出撃時、精神コマンド「幸運」がかかる。 正直、いらないスキル。最初に撃墜するのは大抵は低資金の雑魚だろう。 さすがに問題視されたのか『T』でレベル制に強化され、L2で「L1に加え気力130以上で自軍フェイズ開始時に「幸運」がかかる」ようになりかなり実用的になった。 さらにアップデートでEXが追加され「L1、L2に加え敵撃墜時に追加資金3,000」とさらに強力に。 『30』でも同様の効果。 追記・修正はスキル欄を埋めてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 先制攻撃は強すぎてXを先制攻撃ゲーにしてしまうレベル。Tではリストラされるんじゃないかなコレ… -- 名無しさん (2019-03-09 23 23 56) 最近はどっちかと言うとTacPで作れるパーツの方に強力な効果が移ってる感じ -- 名無しさん (2019-03-10 01 21 12) α外伝以前のスパロボとかNEO・OEみたいに「カスタマイズできないけど特に版権作品由来でなく複数種の版権キャラが持ってる技能」もこのカテゴリーに入るのだろうか? -- 名無しさん (2019-03-10 02 49 36) 超能力とか天才とか?微妙なとこだよね -- 名無しさん (2019-03-10 02 53 48) ↑そこら辺とか「忍者」とか -- 名無しさん (2019-03-10 10 46 04) 一番↑ リストラされてない事が公開動画から確定しているぞ。ただし突撃効果は削除された。 -- 名無しさん (2019-03-10 12 26 07) ↑リストラは免れたか…まぁアタッカーでも修理補給持ちでも使えるレベルで便利すぎたから弱体化はしゃーない。 -- 名無しさん (2019-03-10 12 39 57) 最近の援護攻撃は攻撃力が低くて本当に飾りレベルなのが悲しい -- 名無しさん (2019-03-11 12 31 33) 気力限界突破は実用性とか抜きにしてもスーパー系に付けたくなる -- 名無しさん (2019-03-11 23 40 01) 作品によって後から付与できるスキルを汎用スキルというのでは? -- 名無しさん (2019-03-11 23 48 27) 集束攻撃…出てくる作品全部で不遇だからしゃあないか -- 名無しさん (2019-03-12 07 39 34) やっぱりUXやBXといったエーアイ系の流れも合流してるからか、『T』では気力限界突破の需要がより高まった模様 -- 名無しさん (2019-03-21 14 28 01) ワタルくんに気力限界突破とアタッカー付けると常に熱血かかってるみたいな攻撃力が出る。救世主恐るべし -- 名無しさん (2020-05-10 01 51 07) 先制攻撃、30でも突撃つかないぞ -- 名無しさん (2021-11-14 02 29 11) ↑5 それはUX/BXで付けられた名前だね。スキルアイテムで習得できる物を汎用スキル、習得出来ないものを専用スキルと区分けしてた -- 名無しさん (2022-03-03 00 57 57) 戦意高揚へのテコ入れはまだか… 闘争心は来たのに -- 名無しさん (2022-03-03 01 11 31) 戦意高揚は案外馬鹿に出来ない。真っ先に敵に突っ込むやつにはいらんけど、戦闘回数少な目になりやすいやつとか付いてないと「あれ、まだこの気力?」なんてのがある -- 名無しさん (2022-03-03 09 35 02) 名前 コメント